廣島漆器のNAOYA TAKAYAMAさん、Galaxyさんでの展示から2ヶ月。流川・仏壇通りの自社ビル店舗2階で「漆展」開催中。県知事賞の作品や、今売れている酒器COROの展示の他、百年前の木地を直した器など直に触ることができます。会期は後1週間。
神社仏閣の漆の磨き修繕の職人である尚也さん。仏壇も神社も、仕上げた漆に人が触れることはありません。ピカピカに磨いて鏡のようにしていくお仕事なのではないでしょうか。ふと、漆器に出会った尚也さんは、今までの自分の価値観と違う漆器の世界に惹かれるようになったそうです。「ふれる漆」は、味や熱の遮断・伝わりなど、今までのこだわりと違う分野に挑戦され、着々と商品や作品が増えてきているようです。そして今、展示会を開くまでに。
コロコロ不安定な漆器の酒器CORO、グラデーションや色を変えながら種類豊富に展示されています。会場では、「漆器のよくある赤じゃないのがほしいね」「グラデーションは控えめがいいね」「ハケは荒く見えてもいいかな」と色や特徴に悩みながら、瀬戸内ブルーのCOROを購入させてもらいました。早速使うために、帰り道の酒屋「大和屋」さんで日本酒もパケ買いして帰りました!
開催日 2020 10/2-10/11
会場 高山清
作家 廣島漆器:高山尚也 組み紐:坂田恭子
京都で漆の磨きを修業されて、広島では、木地づくり以降の全工程をされている尚也さん。地方という土地柄、分業せずに幅広い工程を行うようになったようです。さらにはNAOYA TAKAYAMAのインスタグラムの写真も一眼レフでご自身で撮影されています。作って、伝えて、売り手になって、マルチな才能ですね。最近、幅広い工程ができる人が多い広島のウェブ業界とも似てるきがする。どこの業界もそういう人が増えてきているのかも。
店名 | 高山 尚也 |
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所在地 | 〒730-0033 広島県広島市中区堀川町2-17 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
定休日 | お盆・正月は休み |
TEL | 082-241-5058 |
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ACCESS | Google MAPでみる |
WEB | https://www.naoyatakayama.com |
@naoya_takayama_urushi |